流れのままに ログ

2010年まではてなダイアリーで書いていたログの保管です。

HONOR 札幌公演 TEAM NACS

今回、ふるさと札幌での公演はどうだったのでしょう。やっぱり違う気持ちなのかな。早く彼らの感想も聞きたいです。
では、この後感想を。ちなみに銀河劇場で見たのは3/17付けでアップしています。カテゴリだとお芝居レポを見ていただくと読めます。


今回はグリコさんありがとう!席だったので、舞台がとてもキレイに見える場所でとても感激しました。冒頭の幕に映る5人の影もきれいだったし、オーロラがすぐそばでゆらゆらと見えて、こう見えてたんだーとびっくりした。

銀河で見た時よりも違いを特に感じたところ。

五作の魂が秀一のところへ来たところのやりとりから電話がかかってきたあたりのシーン。そのあたりの感情の動きが変わっているような気がして。
他の日に見た人に聞くと、日によってちょっと演技が違ってるのかも知れないけれど、んーーー、と思いながら見た時とは大違いでぐっときました。良かった・・・(実感)
あとは口上っていうの?洋ちゃんがこれから始まる、ってことを言うセリフ。あれ、実はあんまり好きじゃないんだけどすごく声が強く心をびしっと突いてしびれました。
白樺の苗を育てていく場面はやっぱり好き、一番好きっていうくらいのシーンでした。モリの演技がちゃんと見られたので(前は陰になって見えなかった)、最初投げつけてしまうところとか、やっぱりそのあと育てながらだんだん元気になっていくところが良かった。道新で見たら特にモリの場面が良かったと思いました。舞台で本当に楽しそうだったし、モリのずばーっというセリフの投げかけ方の部分は突き抜けてた!可笑しくて気持ちよくツボに入りました。モリ子のいいっぷりとかね。
ちえが可愛らしくなってたなぁ。しゃべり方やしぐさがかわいくなってた気がする。今回表情がはっきり見える場所で見ることがなかったのが幸いしたのかな(苦笑)。いや、でもやっぱりかわいかったと思う。
戦争が終わって帰ってくるのを待っていたちえの遺志「村の祭りを再開するんだ」っという強い思いが、花男たちの世代へと繋がっていくのがすごく理解できた。

他色々感じたこと。
道新ホールはやっぱり奥行がないのと天井も銀河に比べると低いので、白樺の樹の壮大さとか最後の森が広がる場面がちょっと残念でした。
あとはケンタウロスの場面の遊びですかね。あんなに遊びが増えたなんて!嬉しい!公演を重ねてきて余裕が出てきたのかなぁー。なので最初に見た時よりもかなり笑いのところが増えてた気がしました。あと子供時代の遊びの部分がナックスらしくって息ぴったりって感じがして楽しかった。

前に違和感があった太鼓の演奏の部分は今回はすんなり見れました。
ところどころ森崎さんの言葉が見えるセリフがあって、ふうっと考えたりしたりして。
オーロラを作るために張ったビニールの幕、東京では風でカサカサ揺れてかすかに音がしてそれが良かったと思ってたんだけど、札幌では調節してしまったのかな?
まー花ちゃんのキレイなこと!やっぱり車いすの五作さんとちびのシーンは泣けるねぇ。五作さんがちびすけ、と呼びかけるところも、ちえの姿で謝るところも。
最後にちえと五作さんが白樺の樹の下で二人立っているところのエンディング。涙涙なのです。

今回もお芝居が見られて良かった。見終わってやっぱりナックスが好きだなーって本当に実感した舞台だったというか。
で、終わった後にこの場面も、とかあそこのシーンは、とか色々とたくさん語れるお芝居だったなぁと思いました。2日間にかけて語ってましたね(笑)。

もう終わったと思うとやっぱりちょっと淋しく感じます。サントラ聞いてしばらく脳内再生するわー。
早く映像で見たい気もするし、映像で見ちゃうとそれが記憶に残っちゃうからもったいない気もするという複雑な気持ちでDVDになる?(なるよねー)ことを楽しみにしていたいと思います。
本当にお疲れさまでしたー。そしてありがとう。