流れのままに ログ

2010年まではてなダイアリーで書いていたログの保管です。

たとえ世界が

やーっと「たとえ世界が終わっても」
を借りてみました。



良い映画だったなぁーと思う反面、自殺サイトや妙田さんが気になってしまった人は、どうにも中途ハンパに映ってしまうような気もしないではありません。
私はどうしたって顕ちゃん目線で見てしまうから、その部分で見るととても素敵なお話だった。っていうか、芦名さんのあの最後のシーンで全部持っていかれたなぁー。
自殺サイトは相変わらずで、そこに「居る」人はいるけれども、きっと彼女はギリギリのところで彼のおかげでそこから「生」へ進むことができた。

でも、絶対スクリーン向きだ。映像がキレイだなぁーと思っていたら岩井さんのところについてたカメラマンさんだったんですねー。

好きだったシーン

・長田さん登場シーン。笑顔とエプロン姿がいい。
・子供たちと遊んでいるシーン
・妙田さんが二人をあっさり置いて帰るところ
・実家に帰った時に入ろうとする真由美さんを追っかけるところ(なんとなく小走りが安田さんらしい)
・お母さん・お父さんとのお別れのシーン(ここが2番目にぐっときた)
・最後のシーンアルバムを見ているところ(ここが一番好きだった)
・いいところでインサートされてたキスシーン

番外編
・コメンタリーで公園のベンチに座る時に外して転んでしまったエピソードを聞いた時「やすださんだー」と思って笑った
・メイキングでインタビューを受けているときにカメラに近づいていたところ。(やっぱりCUEの社風でしょう。)

「過去からも未来へも繋がっている」と思えたら色々なものを大切に出来るでしょう。
でも、前世はどういうつながりだったんだろう、と掘り下げるとしたら、やっぱりこの映画には違うような気がします・・・