流れのままに ログ

2010年まではてなダイアリーで書いていたログの保管です。

光秀とリーディングドラマ

明智光秀のドラマを改めて見直してみました。

私自身が歴史に疎いため、とっても楽しめたみたい。
歴史には色々な解釈があるのだなーっていうか、色々考えて・この出来事を・ここに繋げてみるなんていう作業は、脚本家の人も楽しいんだろうなーと思いました。最近、学生の時に習った歴史が必ず正しいとも限らない、ということで、今また日本の歴史なんていうのを読んでみるとまた違うんだろうなー。しっかしあんなに勉強したのに、どうしてこんなに忘れているのか。

明智さんも良かったんですけれど、柳葉さん演じる秀吉がとてもよかったです。かっこよかった。
信長はもうダメだ、と自分が犠牲になり、秀吉に繋ぐ。そんな歴史が真実であればなんて素敵なんだろうと。
大泉さんはああいう台詞回しは上手いです。秀満という名前自体ほぼ知らぬ状態でしたから、こんなに重要な役どころとは知らなかったので、ちょっとびっくりしましたが、秀光を支える姿が良かった。大泉さんに関しては満足でした!

リーディングドラマをようやく見ました。去年のリーディングは良くわからなかったのですが、今年はかなり物語的な要素が強くて楽しめたと思います。飯野くんがいることで演劇的でした。
認知症の母親を承諾の上殺してしまう息子の話。取調室で供述書を読み上げるということで様々な真実が明らかにされる。なんとも切ないお話だった。自分だったらどうするのか、とやはり考えてしまいます。
最後の最後には泣いてしまいました。ちょっと出来すぎなオチではありましたが。(取調べをしていたのが犯人の彼女であったことと最後に挿入されていた息子と車椅子の母のシーンを)
放送されたのは、おのゆう、クニちゃん、森さんの出演のもの。アキちゃんのが見られなかったのは残念ー。あと使われていた音楽はかなり直球でしたね。
少し思ったのは朗読部分だけだと観ている方もかなりの集中力が必要かと。
私だけだと思うんだけど、ずーっと朗読されているとそのうちBGMのように聞こえてしまって、観ながら違うことを考えたりしてしまうので。ということで飯野くんの存在は私にとってはありがたかったです。